風化するものとしないもの

今日はテスト最終日。
思っていたよりも数学のテストができてびっくり。
まぁそのほとんどが外れているんだろうけども。



今日はめそが私服で学校に来ていました。
普段制服でいきなり私服着てくるとついつい見ちゃうよね、よね？
んで、どうやら午後あたりから普通免許の教習へ行くそうです。

もう彼女の行動を知る「理由」もないわけで。
その現実を目の当たりにしてどうする事もできず。
そこに昔のように戻りたいと切に願う自分がいました。
せめて彼女の笑顔を見てから卒業したい。
最後に見た本当の笑顔はもう5ヶ月近く前だと思う。
その時の事は今でも鮮明に覚えている。
あの頃のめそが「造り物」ではない事を疑いもしない。

夏休み明けから崩れ始めて、メール越しにも嫌な顔しか浮かばなかった。
お互いが相手の本心を知らなかったんだろうね。
今はもう関係は風化してしまった。思い出だけを残して。
この思い出たちもいつかは風化しちゃうのかな。
これ程強く残っている思い出が、いつかは風化して消えてしまうなら
高校時代の思い出なんて何もない。10年後、覚えてるよね。
せめて「めそ」という存在は忘れてはいけない。
俺が高校3年を生きた証みたいな物。

このまま関係がスッキリしないまま卒業する事を望むのか。
スッキリしているのか、していないのかそれすら分からないが
少なくとも俺の中では何か引っかかる物がある。
めそを目の前にするとついつい弱気になっちゃうけど、なっていたけど
やっぱり最後、心の内をすべて打ち明けたい。
もう一度だけ、誘ってみよう。
それも「嫌なら断って」という旨を伝えるべきか。
それとも「絶対」とするべきか。
また誘う時の事は日記に書く。

残りの学校生活でめそと会う日は10日あるのか、ないのか。
残りの生きている日でめそと会える日はあと何日あるのかな。